山陰・鳥取県 境港市(さかいみなとし)は鬼太郎をはじめとする妖怪と、サバ、アジ、カニなどのお魚が いっぱいのまち
【市】4.日御﨑神社 社殿●発行・問● 境港市教育委員会 TEL 0859-44-2111
市指定文化財
4.日御﨑神社 社殿 所在地 境港市渡町1201番地
指 定 昭和62年3月25日 種 別 有形文化財(建造物) 所有者 日御﨑神社 社殿は享保8年(1723)と嘉永5年(1852)の大火に類焼し、古棟札など一切を焼失したため、 創建年代など明らかにしえないが、社伝によると文明年間(1469〜86)日御﨑神社の分霊を 勧請して、上社・下社に分祀されていたが、正徳3年(1713)現社地に合祀されたという。 現社殿は昭和62年の遷宮により、新しく建て替えられたが、嘉永6年再建当時そのままの様式を 踏襲している。 嘉永6年(1853)再建にあたった神官は、後年維新政府の神祗少輔・教部大丞を勤めた門脇重綾 であった。国学と神道に精通していた重綾は、日御﨑信仰の古伝にのっとり社殿を整えた。弓浜地方 には稀な宏大な本殿である。 本殿は妻入りで、内陣は円柱で区切り、外陣の前面は角柱で大社造りの手法を伝承し、装飾的要素 を除いた簡素な作りである。 拝殿は入母家造りに千鳥破風を取り付け、向拝に唐破風を飾り優美な建築美を作りあげている。 構築形式 本殿 桁行2間 梁間1間 妻造り 弊殿 桁行1間 梁間1間 通殿 2間 拝殿 桁行5間 梁間2間 向拝1間 入母家造り
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掲載者 | 姫 |