山陰・鳥取県 境港市(さかいみなとし)は鬼太郎をはじめとする妖怪と、サバ、アジ、カニなどのお魚が いっぱいのまち
【市】7.瀬崎阿弥陀仏応安四年造仏銘記及び棟札●発行・問● 境港市教育委員会 TEL 0859-44-2111
市指定文化財
7.瀬崎阿弥陀仏応安四年造仏銘記及び棟札 所在地 境港市朝日町
指 定 平成4年6月10日 種 別 有形文化財(古文書) 管理者 入朝会自治会 瀬崎阿弥陀堂のあるあたり境水道の東入口西岸一帯は、古くから「瀬先」と呼ばれていた。ここに阿弥陀堂があり、本尊阿弥陀仏を祀っている。本尊の胎内に奉内されていた古文書は、縦×横の大きさ29×36センチメートルの一枚文書で、次のように記されている。 「阿弥陀如来尊像 祐好刻之 追鐘寺 信心 施主(人名の部分欠損) 応安四年亥八月吉日 」 応安四年(1371)の年号は、南北朝時代の北朝年号であり、鎌倉時代から室町時代へと移る過程の動乱の時代である。
この応安四年の造仏銘記は、境港市内に残されている古文書の中でも最古の記録であり、郷土の歴史と信仰を知る上で貴重な存在である。 また堂内には、近世以降の棟札も大切に残されており、一括して文化財に指定されている。
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掲載者 | 姫 |