境港大漁太鼓荒神会

　境港大漁太鼓荒神会（岡空研二会長）は、1972年境水道大橋開通を記念して結成された和太鼓演奏グループ。「境港大漁太鼓」は、境港市の代表的な郷土芸能のひとつ。
　今や、境港の祭り「みなと祭」や「水産まつり」をはじめ、境港市で行われる主要行事には欠くことのできない存在となっています。毎年、その力強い演奏は、体の底から響き　また、地域の子供たちへの演奏指導にも力を注ぎ、2002年6月の結成30周年を記念して小・中学生をメンバーとする「子供太鼓」を結成した。青少年の情操教育、健全育成にも尽力されています。

　境港は日本有数の水揚げを誇る漁港。全国的にも「水産のまち」として知られていますが、近年 境港の水産業は厳しい状況にあります。
　そこで、境港の水産業の活性化を目的として、山口健二さん（境港大漁太鼓荒神会会員・元境港市職員）をはじめとする有志が集まり、自費制作のＣＤ（テイチクレコード社）港の応援歌「大漁宝船」が製作・発表されました。ＣＤのジャケットに写っているのが、この「大漁宝船」を歌う岩田慎介さん（市内で水産業を営む網元）。歌には、漁に臨む漁師の思いや姿、親子のきずなを描いたフレーズを盛り込み。岩田さん持ち前の重厚感のある声は聴きごたえがあるものに仕上がっています。

　ＣＤは「大漁宝船」と、そのカラオケバージョンの合計２曲入り。1枚1.200円。ＣＤは、6月から販売を開始し2ヶ月が経たないうちに2000枚が売れ、現在、追加の500枚を市内の「福祉の店」やＣＤショップなどで販売しています。みなさんも１家に１枚いかがですか？問い合わせは、電話０９０−５６９７−４７６６（山口さん）。

　今年の境港の夏祭り「第61回 みなと祭のみなとのまち海上パレード（7月23日）では船団から曲を流す予定。今後は港町・境港になくてはならない曲になり、市民のみなさんが気軽に口ずさんでくれる曲になることは間違いないですね！！

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港の応援歌「大漁宝船」収益金寄付授与式
日時／平成１８年７月１９日（水）９：００〜
会場／（社）境港水産振興協会事務所

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　そしてこの度、「大漁宝船」のＣＤ収益金の一部を水産振興・境港振興に役立ててほしいと（社）境港水産振興協会と境港市観光協会へ寄付していただくことになりました！収益金寄付授与式は、７月１９日、水産振興協会事務所にて行われました。（ありがとうございました！）